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経営ビジョン 「技術開発型ベンチャー企業」 の実現に向けて

中小企業と呼ばれる規模でありながら独自の技術開発力を活かし、
日本、あるいは世界の医療技術の発展に貢献することが私たちの使命だと考えています。

15年以上前から変わらず掲げている経営ビジョン
「技術開発型ベンチャー企業」 を目指して、3つの経営目標を掲げています。

代表取締役社長 河野 淳一
Junichi Kono

年に2つ以上の世界オンリーワン新製品を
上市する

世界の医療技術は、医学の研究に加えて、医療機器の発明・改善により発達してきました。つまり医療技術の向上には、より良い性能の医療機器が欠かせないのです。当社が世界最小の針付き縫合糸を開発するまで、微小血管やリンパ管をつなぎ合わせる術はなく「無医村」と呼ばれていました。あれから15年経った今では、微細な血管とリンパ管をつないで浮腫を治す手術など、新しい治療方法が普及してきています。医療の発展に貢献できる製品を出し続けるため、年に2つ以上の世界オンリーワン製品を世に出すことを目標としています。

事業を立ち上げられるマネジメント能力を
持つ人材を育てる

当社は少数精鋭のメンバーで、開発から製造、販売までを行っています。だからこそ、年齢や性別に関係なく、事業を立ち上げ、マネジメントしていく能力のある社員にはそれらを任せ、チャレンジしてもらえる環境があります。新製品の開発や制服のリニューアルなど様々なプロジェクトがある中で、リーダーには各関係部門との調整力、計画力、実行力などあらゆる能力が求められ、もちろん簡単なことではありませんが、挑戦することでこうした能力を身につけてほしいと考えています。

新製品(10年以内に上市した製品)の売上が全体の50%を占める

日本のものづくり企業はハイテクなものを作ることが得意だが、売ることが苦手、というのはよく言われることですが、医療機器市場においても同じことがあります。製品は、開発したら終わり、ではありません。ドクターの皆様に知っていただき、使っていただくことで初めて患者様の役に立つことができます。時には、ユーザーの意見を取り入れ、改善することも求められます。メーカーとして新製品を生むだけでなく「育てる」ことに力を注ぎ、新製品がそれぞれ事業の柱となっていくことを目指しています。