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R.A

製造ものづくり技術部 部長
2010年入社

世界最小の6軸ロボットを使った多機能製造装置を開発


当社の主力製品である縫合針の製造装置を開発~メンテナンスまで担当しています。
当社はもともと小さいサイズの縫合針製造を得意としているため、製造装置も世界最小の6軸ロボットを使用して小型のものを製作しました。これまで職人の知恵と技術で支えられてきた多品種少量生産を機械生産になっても維持するため、様々な形状に加工でき、かつ複数の加工工程が一台で完結するような装置を開発しています。
当社の製品は世界オンリーワンのものが多いですが、製造装置も自社にしかない世界オンリーワンの装置です。

時間をかけて開発したものが近くで稼働していることの達成感


製造装置の製作をするために、3次元設計から組立て、制御プログラムまですべて一人で行っているので、1台できあがるまでに半年から1年ほどかかります。初号機の開発までは、5年ほどの年月を費やしました。
前職では、一連の流れの中でメカ設計しか担当していなかったので実際にどう動かしているのかイメージできない部分もありましたが、現在はメンテナンスまで自分で行うことで設計の課題にも気づくことができ、それをまた改良につなげています。

意外と失敗することも大切


上司が技術的なアドバイスをしてくれることもありますが、基本的には「失敗してもいいからまずはやってみな!」と言われています。
本当にいろいろとチャレンジしてみることで得られる新たな発見がヒントになることもたくさんありました。製造装置の開発に携わっているエンジニアはまだ社内で多くはありませんが、商品の製造部門の社員にも少しずつ機械づくりを教えているので、チャレンジすることの大切さも伝えていきたいですね。
現在は自動製造装置が数台置いてある部屋をもっとたくさんの装置で埋めて、自動生産の部屋を作ることが夢です。

INTERVIEW社員インタビュー

:技術職 :事務職